先日、ChatGPTに関する講演を行なう機会をいただきました。その際に講演した内容を、こちらでもお届けしたいと思います。 ぜひ参考にして使ってみてください。 1)文章作成ChatGPTは文章が得意です。 つまり、逆を言えば文章が苦手な先生におすすめのツールです。 たとえば、 ・お店の特徴文章 ・自己紹介 ・メール文面 ・問診票 などを作りたい時、ぜひアイデアだけ入れてみてください。 しっかりしたプロンプト(指示)でなくとも、ある程度やりたいことを入力すれば、文章を作成してくれるのでとても楽です。 ただし、やはりAIですので出来上がった文章を鵜呑みにはせず、ご自分で修正することも大切です。 【保存版】chatGPTで集客力高いPR文章を 簡単に作る3STEP(2023/06/09配信) 2)相談相手(壁打ち)いわゆる相談相手として、ChatGPTを使う方法です。(通称して壁打ち、と言ったりします) 先生が何か質問をすると、AIが持っている知識をどんどん返してくれます。 すると、 ・自分の思考が整頓できる ・考えていなかったアイデアの発見 ・違った角度から物事を見ることが出来る といった、効果があります。 例えば、 「私は鍼灸師です。何ヶ月も続けてくれている患者さんは問題ないが、新患さんが2回目来てくれる割合がなかなか上がりません。何を改善したらいいでしょうか。」 ※これ実際にChatGPTに聞いたら、非常に興味深い回答を返してくれました!ぜひトライしてみてください。 経営や施術で思い悩んだ時に、一度使ってみてください。思った以上にアイデアが深まるのを実感出来ると思います。 3)問診患者さんへの対応シミュレーションにも使えます。 ChatGPTを一般の患者さんと見なして、質問を繰り返していきます。 すると、AIは治療や鍼灸への知識がないので、本当の患者さんを相手にしているのと似たようなやり取りを再現できます。 例えば、「頭痛の患者さん」というペルソナを決めます。 そして質疑を繰り返すことで、実際の問診の練習が出来るのです。 具体的には、次のようなプロンプト(ChatGPTへの指示)を記載します。 #ペルソナ あなたは頭痛の患者さんです #目的 これから問診をするので患者として回答してください すると、以下のように答えてくれます。 ※ただし無料版のChatGPT3.5だと上手くいかないケースもあります
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