- 20分マッサージ
長い時間のマッサージを受けるほどでもないし、はりやきゅうはちょっと……という方にお勧めです。
5分ほど問診した後、着衣のまま20分間、マッサージを行います。
基本的な流れ
1.まず右を下にして横向きに寝ていただきます。
2.くび・肩・背中・腕・腰・足を順番にマッサージします。
3.左を下にして横向きになっていただきます。
4.2と同じようにマッサージします。
5.最後にベッドに腰かけていただき、背中を軽く叩いて仕上げます。
「右肩がすごく痛い」などの場合、ご要望に沿う部位を中心にマッサージすることも可能です。
- はりきゅう施術(初診)
あなたがお悩みになっている症状に対し、はりとお灸を用い、症状の改善をお手伝いします。
毎日忙しくて疲れている。そのせいか体のあちこちが痛い…という方に特におすすめです。ご自身を休ませる切っ掛けとして当院のはりきゅう施術をご利用ください。もちろん、首・肩・腰・膝がしんどい、昔はつらくなってもすぐ楽になったのに、という方もぜひどうぞ。
当院のはりきゅう施術では
主に接触鍼という鍼の技を用います。
接触鍼は、鍼を皮膚に刺さず、
鍼先を皮膚に当てて刺激する鍼の技です。
特に刺激に敏感な方には「てい鍼」という、はり先が丸くて太い、絶対に刺さらず、通常よりも弱い刺激を与える鍼を用いて接触鍼を行います。
症状によっては深く刺す鍼や一瞬熱く感じるお灸も用います。
あなたの反応を見ながら刺激の強さを加減しますので安心して施術をお受けください。
初診ではだいたい30分程度の問診を行います。
初診者カードにお名前や住所、生年月日等個人情報を書ける分だけ書いていただいたのち、来院の切っ掛けとなった現時点で一番困っている症状を時系列に沿って伺います。問診のときは、あなたがしゃべる口調や声の大きさ、顔色や匂い、からだの傾きや手の置き方なども加味して現在のあなたが『どれだけ弱っているか』を把握していきます。その後、古傷や病歴、運動経験、食事内容、睡眠や排便などの生活習慣なども伺って、症状が生じるに至る背景を探り、症状の再発を防ぐにはどうしたらよいかを考えていきます。
問診が終わった後は施術着にお着換えいただいて施術に入ります。着替えていただく理由は主に二つです。一つは鍼や灸をする際に服を捲る必要があり、施術着はまくり易いようマジックテープとチャックが有り、まくりやすいためです。もうひとつは鍼や灸を施す際に血や灰が出ることがあり、それらであなたの服が汚れないようにするためです。
施術は仰向けでお腹と手首に鍼→うつ伏せで背中に鍼→反応が強く残っている場所に深い鍼or熱い灸→再び仰向けでお腹と脈を確認→ベッドに腰かけて肩に鍼をして終了という流れを基本としています。
様々な理由で仰向けやうつ伏せになれない方の場合、安静にできる姿勢をとっていただき、その姿勢で施術いたしますのでご安心ください。
施術中、鍼や灸を何手か行うたびに症状が変化しているか、あるいはまったく変化が無いかを確認していただきます。その結果に応じて施術内容を細かく変え、より望ましい変化をもたらすようにしています。
施術終了後は症状の最終確認をしていただきます。十分な変化があれば一回で終わり、不十分であれば次回以降の施術計画を一緒に考えさせていただきます。
そして、症状の再発を防ぐ、あるいは症状の軽減のために生活習慣の変更や筋トレの提案を紙に書いてお渡しして一回の施術は終了です。
- はりきゅう施術(2診目以降)
初診で回復しきらなかった場合、2日~1週間程度空けての2診目の受療をお勧めしています。
なお、当院のあん摩マッサージ(初診)や20分マッサージを受療された方は、当院のはりきゅう施術で初診時も、2診目以降の料金となります。
- 全身あん摩マッサージ(初診)
あなたがお悩みになっている症状に対し、あん摩マッサージの手技を用い、症状の改善をお手伝いします。
体力には自信がある。しかしなぜか最近上手く体が動かない。という方におススメです。体力は無いほうだと自認されている方にははり・きゅう治療をおススメします。
施術は着衣のまま行いますのでしわができても良い服装でいらしてください。ご希望であれば治療着にお着換えいただくこともできます。
施術はまず右を下にして横向きに寝ていただくところから始めます。
そして左半身のくびのよこ、背中、肩、腕、手、腰、太もも、ふくらはぎ、足と施術します。
それが左右の半身とも終わったら続いてあおむけになっていただきます。
あおむけの状態では、頭・くび・鎖骨まわり・おなか・脚の前面を施術します。
あおむけでの施術が終わったらうつぶせになっていただいて背面全体を整えます。
最後にベッドに腰かけていただいて座った状態で背中を整えて終了です。
当院の施術は施術後に無理なく脱力している状態を目指します。
そのためこちらの圧に対しあなたが押し返す反応を感じ取りながら適切な圧をかけていきます。適切な圧がリズミカルにかけつづけられると、ひとは安心感を覚え、緊張を解き、脱力していきます。
脱力できれば力の入りすぎからくる肩・首のこりや、熱・血・水分の巡りが悪いため痛みやだるさを感じていた部位がラクになることが見込めます。
- 全身あん摩マッサージ(2診目以降)
一回の施術で回復しきらなかった場合、2日~1週間開けての2診目の受療をお勧めしています。
なお、当院のはりきゅう施術(初診)と20分マッサージを受療された方は、当院の「全身あん摩マッサージで初診」時は、2診目以降の料金となります。
- 小児はり(初診)
幼児~小学生までの夜泣き、かんしゃく持ち、小児喘息、頭痛、その他からだの痛みに適応します。
用いるはりは「てい鍼(しん)」という、先端が直径1mm程度、幼児には直径3mm程度のまるくて刺さらないはりを用います。そして皮ふ表面を軽くこすったり、すべらしたりする刺激を行います。
初診では術者そのものを怖がるお子さんも多い(注射が怖いイメージ)ので服のうえから刺激する場合もあります。
- 小児はり(2診目以降)
乳幼児、小児の場合、一度の鍼で症状が安定しない場合もあります。その場合、ご家庭で何日か様子を見ていただいたうえで再度ご来院いただくことをお勧めします。
その際、お子様の状態が施術当日から「どのように変化していったか」を時系列に沿って教えていただけると、施術時の刺激量を微調整できますので、ぜひお願いいたします。